教育は楽しい!かっこいい! 10月12、13日に東京学芸大でTES開催
教育話題

片山 健志
先生コネクト前編集長

「教育は楽しい!かっこいい!」をコンセプトに、教育や教職の魅力を発信するイベント「Tokyo Education Show」(TES)が10月12、13日、東京都小金井市の東京学芸大学小金井キャンパスを会場に、オンラインとのハイブリッドで開催されます。入場無料。昨年に続き2回目のTESとはどんなイベントなのか紹介します。
TESは「教育研究フェス」をうたうイベント。全国の魅力的な教員による授業や革新的な教育実践を体験したり、これからの教育をめぐる多様な考え方に触れたりできる。子どもや保護者、教職員、教育委員会職員など教育に関心を持つさまざまな人が参加し、教育の未来をみんなでつくっていくことを目指す。寺子屋朝日for Teachersはメディアパートナーになっている。
開催の背景には、長時間労働など学校現場に関するネガティブな情報が広まり、教員採用試験の倍率の低下にみられるように教職や教育学部の人気が低迷していることがある。教育や教職の魅力を正しく伝える仕組みが必要だとして、全国の教育実践の粋を集めることにした。学校、教員養成大学、教育行政、民間企業など学校外教育関係者の4者が分断され、お互いを知る機会も少ないとして、教育のステークホルダーが一堂に会する場をつくることも意図している。
イベントは、「あたらしい公開研究会」「教育若者会議」「教育サミット」の三本柱からなる。参加希望者は……

片山 健志
1999年、朝日新聞入社。北海道支社報道部(現・北海道報道センター)、福島総局、東京社会部などで勤務。社会部では文部科学省など主に教育部門を担当した。「朝日みらい教育フォーラム2017」でコーディネーター。21年4月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集長。