「私たちの学校」議論の輪へどうぞご参加を 編集部コラムvol.67
教育話題
2024.03.23

片山 健志
先生コネクト前編集長

寺子屋朝日が2023年度に開催してきたイベントを今後の予定も含めて数えてみたら、44回にのぼった。ラストを飾る44回目となるのが、30日に開く無料ウェビナー「『ともに考える 私たちの学校プロジェクト』スタートセミナー 未来の学校への提言~取り残さない学び、学校DX、開かれた学校~」である。この長いタイトルのウェビナーを開くことになったいきさつを紹介したい。
【無料ウェビナー】「ともに考える 私たちの学校プロジェクト」スタートセミナー 未来の学校への提言~取り残さない学び、学校DX、開かれた学校~
開催してきたイベントのうち5回を占めるのが、オンライン座談会「寺子屋朝日with Teachers」。小、中学校や高校、大学などの先生方と寺子屋朝日の運営メンバーが、学校現場の課題などをざっくばらんに話し合う場としてもうけた。講師が多数の参加者に向けて伝えるウェビナー形式ではなく、参加者それぞれが発信しながら互いの声にも耳を傾けるやりとりが無理なくできるよう、10人前後という少人数でのミーティング形式で続けてきた。
探究学習や学校づくりを議論
初回は新学習指導要領をテーマに気になることや体験を報告してもらったところ、探究学習への課題感を語った先生が複数にのぼり、2回目は探究学習について掘り下げた。

片山 健志
1999年、朝日新聞入社。北海道支社報道部(現・北海道報道センター)、福島総局、東京社会部などで勤務。社会部では文部科学省など主に教育部門を担当した。「朝日みらい教育フォーラム2017」でコーディネーター。21年4月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集長。