探究の原点には「好き」があった 編集部コラムvol.63
教育話題

片山 健志
先生コネクト前編集長

1月にお伝えした中村中学校・高校(東京都江東区)の探究の発表会「NQフェスタ」が2月中旬、校内で開かれると聞き、取材にうかがった。「NQ」とは、「Nakamura Quest」の略。高校2年生は昨年秋からほぼ半年間、個人探究に取り組んできた。その成果を3枚のポスターにまとめ、10分間のプレゼンテーションで中学生を含む後輩や同級生、先生方に披露する場だ。一人ひとりの個性が表れたその内容の一端を紹介したい。
NQフェスタは、教室のほか、体育館やカフェ、ギャラリーなど校内のさまざまな場所に高2生一人ひとりのブースがもうけられ、そこに後輩たちや先生が集まる。

片山 健志
1999年、朝日新聞入社。北海道支社報道部(現・北海道報道センター)、福島総局、東京社会部などで勤務。社会部では文部科学省など主に教育部門を担当した。「朝日みらい教育フォーラム2017」でコーディネーター。21年4月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集長。
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