スクールソーシャルワーカーの配置拡大を提言 School Voice Project
教育話題

片山 健志
先生コネクト前編集長

教職員の声の力で学校現場の課題解決を目指すNPO法人「School Voice Project」(スクール・ボイス・プロジェクト)は、スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置拡大に向けた提言をまとめました。すべての子どもが安全・安心に生活でき、学校に通えるためにはSSWの配置拡大が効果的だとしています。
スクール・ボイス・プロジェクトは教員や元教員らからなり、「学校をボトムアップで変えていくプラットフォーム」をうたう。文部科学省によると、スクールソーシャルワーカーの活動目標は「子ども一人ひとりの生活の質の向上と、それを支える学校・地域を作ること」とされる。
公立学校に配置されるSSWの場合、主に都道府県、政令指定都市、中核市が雇用するが、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」など福祉に関する専門的な資格を持つ人から選考することが多い。

片山 健志
1999年、朝日新聞入社。北海道支社報道部(現・北海道報道センター)、福島総局、東京社会部などで勤務。社会部では文部科学省など主に教育部門を担当した。「朝日みらい教育フォーラム2017」でコーディネーター。21年4月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集長。
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