先生コネクト
検索

【募集開始】「未来の先生フォーラム2025」 教育現場の「最新トレンド」と「解決ヒント」を学ぶ

松本深志高校「折衝会」にみる主権者教育 #編集部コラムvol.7

教育話題

教育話題

2022.12.24

片山 健志

片山 健志

先生コネクト前編集長

編集長日記サムネイル

長野県松本深志高校(長野県松本市)では毎年、「折衝会」という生徒どうしの会議が開かれる。生徒会予算650万円の配分を決めるための仕組みで、生徒会本部のほか、各委員会や部活動、クラスなどの代表者が一堂に会する。12月に甲府市で開かれた日本部活動学会の研究集会で、その取り組みについての報告があった。ちなみに研究集会のテーマは「主権者教育と部活動の関係を探る」である。

請求金額に上限はなく、どんな物品でも請求できる。一方でどの組織にも優先枠は設けられておらず、1円でも請求した団体には折衝会への参加が義務づけられる。全体の請求額が予算内に収まるよう、1日3時間、計5日間かけた話し合いは時に紛糾し、最終日は深夜にもつれ込むこともある。

片山 健志

片山 健志

1999年、朝日新聞入社。北海道支社報道部(現・北海道報道センター)、福島総局、東京社会部などで勤務。社会部では文部科学省など主に教育部門を担当した。「朝日みらい教育フォーラム2017」でコーディネーター。21年4月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集長。

Loading...

この記事をシェアする

FacebookXLineMail

関連記事

2023年度の新入生名前ランキング まさかの結果に #編集部コラムVol.6

2023年度の新入生名前ランキング まさかの結果に #編集部コラムVol.6

2023年度の新入生名前ランキング まさかの結果に #編集部コラムVol.6

2023年度の新入生名前ランキング まさかの結果に #編集部コラムVol.6

だれかと一緒に走る #編集部コラム

教育話題

だれかと一緒に走る #編集部コラム

  • 編集部コラム

イベント・ウェビナー