「深いSDGs」へと誘う四つの問い ウェビナー「新・先生のための勉強会」
2022.04.30

浜田 知宏

朝日新聞は3月28日、学校の先生たちに向けたウェビナー「新・先生のための勉強会~ともに創る 深いSDGsと新たな学校文化~」を開催しました。気候変動や環境破壊、パンデミックといった、地球規模の課題に対して不安が広がるなか、いま教育には何が求められているのでしょうか。聖心女子大学教授の永田佳之さんが、「『深いSDGs』へと誘う四つの問い」と題して、参加者に語りかけました。
問1.あなたにとって学びとは?
それでは一つ目の問いです。「あなたにとって学びとは何ですか」。この定義を考えてみてください。教育学は長い歴史がありますが、実はしっかりと決まった定義はありません。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)は学習論を1970年代から積極的に発信をしていますが、「学習」(原題「Learning: The Treasure within」、1996年)という本の中で「学習の4本柱」を打ち出しました。

浜田 知宏
2010年、朝日新聞社入社。2015年から大阪本社生活文化部で認知症や不妊治療の取材を担当。2018年からは東京本社文化くらし報道部で、幼児教育・保育の無償化や児童虐待防止法の改正など、主に子どもに関わる法律・制度を取材してきた。22年1月から25年3月まで寺子屋朝日・先生コネクト編集部員。
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